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Claude Code v2.1.111 — Opus 4.7 xhighとMax向けAuto mode開放、/ultrareview登場

Claude Code v2.1.111 — Opus 4.7 xhighとMax向けAuto mode開放、/ultrareview登場

Claude Code v2.1.111はOpus 4.7にxhigh effortを追加、MaxプランでAuto modeをフラグなしで開放、並列マルチエージェントの/ultrareviewを導入した大型リリースです。

読了目安 約6

このリリースで何ができるようになるか

Claude Code v2.1.111は、モデルの「頭の良さ」と運用の「楽さ」を同時に動かす大型リリースです。

  • Opus 4.7に xhigh effortが追加(highmax の中間。/effort のスライダー UIでも選べる)
  • MaxプランのAuto modeが --enable-auto-mode 不要で利用可能に(モデル / effort選択をClaude側に委ねられる)
  • /ultrareview でクラウド側の並列マルチエージェントによるコードレビューが走る(ブランチまたはGitHub PRを対象に複数視点で検証)

直前のv2.1.110でTUIとRemote Controlの足回りを整えた流れに乗り、本版でOpus 4.7を活かしきるための調整粒度と、レビュー / 権限運用の自動化軸が揃った形です。

あなたの開発フローはどう変わるか

Opus 4.7を常用しているユーザー

highmax の間を求めていたケースで xhigh が選べます。/effort を引数なしで呼ぶと矢印キーで選べるスライダーが開き、Enterで確定します。

# 対話モードで切り替え
/effort
 
# CLI 引数で指定
claude --effort xhigh

xhigh はOpus 4.7専用です。他モデルで指定すると high にフォールバックします。--effort / /effort / モデルピッカーのいずれからも指定でき、対話セッション内では効きながら、バッチ系では明示固定する運用が現実的です。

Maxプラン契約者

Auto modeが --enable-auto-mode フラグ無しで動くようになり、Opus 4.7 を選択しているとき特に効きます。モデルやeffortをClaude側が場面に応じて選ぶため、ユーザーが細かく調整しなくても十分な品質が出やすい体験に寄ります。Plan acceptanceダイアログの「auto mode」表記は維持され、必要なら手動指定で固定できます。

コードレビューを自動化したいチーム

/ultrareview は引数なしで現在ブランチ、/ultrareview <PR#> でGitHub PRを対象にレビューが走ります。クラウド側で並列マルチエージェントによる複数観点の指摘 / 批評が出るため、ローカルの単一セッションのレビューでは届かない範囲まで確認材料が増えます。PR作成直後の自動レビュー層として、人間レビュー前のフィルタに置く運用に向きます。

権限プロンプトに疲れている長期運用環境

/less-permission-prompts Skillが追加され、過去のトランスクリプトから頻出する読み取り系Bash / MCPコールを抽出し、.claude/settings.json 向けの優先度付きallowlist案を提示してくれます。長期にわたり同じプロジェクトで作業を続けているチームほど、許可ルールの整備コストが下がります。

加えて、ls *.ts のようなグロブを伴う読み取り系Bashコマンドや、cd <project-dir> && で始まるコマンドがそもそも権限プロンプトを出さなくなったため、待ち時間自体が減ります。

Windowsユーザー

PowerShellツールが段階的に展開されています。CLAUDE_CODE_USE_POWERSHELL_TOOL=1 でオプトイン / =0 でオプトアウト可能で、Linux / macOSでも pwsh がPATHにあれば有効化できます。Windows特有の不具合修正(CLAUDE_ENV_FILE とSessionStartフックが効くように、ドライブレター違いのパス正規化)も入っています。

主な変更点

モデル / effort

  • Opus 4.7に xhigh effort追加: /effort--effort、モデルピッカーから選択可。他モデルでは high にフォールバック
  • /effort を引数なしで呼ぶとスライダー UIが開き、矢印キー + Enterで確定
  • MaxプランでOpus 4.7利用時にAuto modeが一般開放(--enable-auto-mode 不要)

新規コマンド / Skill

  • /ultrareview 追加: 引数なしで現在ブランチ、/ultrareview <PR#> でGitHub PRをクラウド側の並列マルチエージェントでレビュー
  • /less-permission-prompts Skill追加: トランスクリプトを走査して頻出読み取り系Bash / MCPコールを抽出、.claude/settings.json 向け優先度付きallowlist案を提示

操作 / UX

  • 「Auto (match terminal)」テーマ追加: /theme から選択可、ターミナルのダーク / ライトに追従
  • 読み取り系Bash + グロブ(例 ls *.ts)、および cd <project-dir> && で始まるコマンドが権限プロンプトを出さなくなる
  • claude のサブコマンド誤入力にタイポ提案(例 claude udpateDid you mean claude update?)
  • Planファイル名が「プロンプト由来 + ランダム単語」(例 fix-auth-race-snug-otter.md)に変更
  • Ctrl+U を「入力バッファ全削除」に変更(復元は Ctrl+Y)
  • Ctrl+L が画面全体の再描画もトリガー
  • Transcript viewフッターに [(scrollbackダンプ)、v(エディタで開く)のショートカット表示
  • 長文ペースト時の「+N lines」マーカーを全幅区切りに変更

Windows / PowerShell

  • PowerShellツールが段階的展開、CLAUDE_CODE_USE_POWERSHELL_TOOL でオプトイン / アウト
  • CLAUDE_ENV_FILE とSessionStartフックの環境ファイルがWindowsでも適用されるように
  • ドライブレター違いのみのパスが同一として認識されるように

セットアップ / 観測

  • /setup-vertex / /setup-bedrock 改善: CLAUDE_CONFIG_DIR 設定時の実 settings.json パス表示、既存pinからのモデル候補シード、対応モデルでの「with 1M context」オプション
  • /skills メニューに推定トークン数ソート(t で切替)
  • --output-format stream-json のinitイベントに plugin_errors を追加
  • OTEL_LOG_RAW_API_BODIES 環境変数でAPIリクエスト / レスポンス本文をOpenTelemetryログに出力

修正

  • v2.1.110で入った非ストリーミングフォールバックretry上限を撤回(待ち時間が露骨な失敗に置き換わっていたため)
  • iTerm2 + tmuxで通知送信時に表示乱れ / 入力ドリフトが起きる問題を修正
  • @ ファイル補完が非gitディレクトリで毎ターン再スキャンする問題、新規gitリポジトリで設定ファイルしか出ない問題を修正
  • LSP診断が編集前の状態で編集後に届き、ファイルの再読み込みを誘発する問題を修正
  • /resume のタブ補完が、セッションピッカーを表示せず即時に任意セッションを開始する問題を修正
  • /context グリッドの行間に余分な空行が入る問題を修正
  • /clear/rename 由来のセッション名が落ちる問題を修正
  • Plugin依存エラーを「conflicting / invalid / overly complex」に細分、plugin install の中断リカバリを改善
  • commit スキルが存在しないユーザーで「Unknown skill: commit」と表示される問題を修正
  • Bedrock / Vertex / Foundryの429エラーがstatus.claude.comを参照する誤メッセージを修正(同サイトはAnthropic運営プロバイダのみが対象)
  • bash / PowerShell / MCPの出力でURLが折り返されるとクリック不能になる問題を修正

Opus 4.7 xhighとAuto modeを組み合わせると何が変わるか

この2つは独立した機能ですが、組み合わせると「使う側が細かく調整しなくても、十分な品質が出やすい」体験に寄ります。

観点xhigh単独Auto mode単独両方利用時
速度vs知性のバランスユーザーが手動で選ぶClaudeが場面で選ぶAutoがxhighを選ぶ機会が増え、過不足が減りやすい
コスト予測手動なので予測しやすいモデル選択が動的で予測しにくい体感品質は安定しやすいが、コスト見積りは難しくなる
新規ユーザー体験effort概念の理解が必要既定値で十分動くオンボーディングの摩擦が下がる
バッチ / CI運用スクリプトに落とし込みやすい出力モデルが動的で挙動予測が難しい再現性重視ならAutoを切ってxhigh固定の選択肢

対話的な開発では「Auto + Opus 4.7」で考えずに高品質を取りやすく、CI / 自動化ではAutoを切ってeffortを固定するほうが向く、という使い分けが現実的です。

まとめ

  • MaxプランでOpus 4.7を使うチーム: Auto modeの標準化とxhighの追加で、品質調整の手間が減ります
  • PRレビューを自動化したいチームは推奨: /ultrareview で並列マルチエージェントレビューが組める
  • 長期運用で権限プロンプトに疲れているチームは推奨: /less-permission-prompts + 読み取り系コマンドの自動許可緩和が効く
  • Windows利用者は推奨: PowerShellツール展開と CLAUDE_ENV_FILE 周りの修正
  • CIで再現性を最優先する運用は任意: Auto modeよりeffort固定のほうが向くケースが多い

更新は claude update で取得できます。直前のv2.1.110で整えたTUI / Remote Controlの足回りに、本版で「自律実行を任せやすい設定軸」が乗った流れと読めます。

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